さむかわアマチュア無線クラブ
さむかわアマチュア無線クラブは2024年1月に発足した アマチュア無線クラブです。分からないことを解消しましょう!
今やインターネットやYouTube動画等に様々な情報掲載がありますので、ご自身で調べることも可能だと思いますが、やはり初めて入り込む分野は勝手が違うものですよね? そんな不安を先ずは解消するためのお手伝いをさせていただきます。現在ではスマートフォン等の通信機器が発展し一人一台持っている! なんて時代だと思います。 ですがそのスマートフォンも無線通信機器です。ベースとしている基礎部分は同じですので、アマチュア無線技士の資格を持つと世の中が変わって見えてくるでしょう!
クラブへの加入はアマチュア無線技士の資格がない方でも加入いただけます
定期的な集まりがあるので何でも聞いてください!
分からないことは教えてもらえばいいじゃないですか!
隔月で定期的に顔合わせを兼ねたミーティングがありますし、意見交換や勉強会をしたりいつも楽しくワイワイやっています。アットホームなクラブなのでとても楽しいですよ!
令和6年6月3日
さむかわアマチュア無線クラブは寒川町と「アマチュア無線による災害時応援協定書」の締結を行いました。
この協定は、災害時において町の防災無線システムが使用困難となり重要通信インフラが遮断した場合に要請を受けるものです。
町から要請を受けた際は、寒川町災害対策本部を起点とした広域避難場所10ヵ所との非常通信ネットワークを構築して、防災無線システムに代わり、アマチュア無線を活用した情報の受伝達をさむかわアマチュア無線クラブが支援します。(合計11拠点間で無線網を構築します)
災害の場において、自治体がアマチュア無線を活用して非常通信の確保に取り組むことについては総務省も進めている災害時対策の一つで、現在では多くの自治体が地域防災計画にアマチュア無線の活用を取り入れています。
協定の締結式では、木村町長をはじめ町民部長、町民安全課長、災害対策担当者ならびに、当クラブからは会長と副会長が出席しました。
締結式の早朝には「緊急地震速報」が鳴り響き、能登半島で最大震度5強を再び観測したことで緊張感が高まる式典になりました。
寒川町としては過去に大きな災害に遭ったことがないため、近年各地でみられるような大規模災害を考えるととても心配になりますし、地形的にも平坦な場所が多いため冠水被害で大変なことにならないか心配している。という話がありまして、木村町長は町民の安全を常に考えているようでした。
無線においては災害時に有効な手段と町も考えていて、町の防災無線とアマチュア無線を活用した合同の防災訓練(通信訓練)も計画して行きたいという一歩進んだ会話が木村町長と行え、とても有意義な歓談となりました。
寒川町ホームページ:令和6年6月記者発表
寒川町災害時応援協定締結状況:76.アマチュア無線による災害時応援協定
災害時、地上波通信が遮断されても通信衛星を利用した WiFiステーションの開設が行えます!
※この内容は町との災害時協定ではありません
さむかわアマチュア無線クラブでは、職業上のスキルや経験を活かし、全国的にも例がない地域防災DXの基盤モデルを提案したい考えがあります。
提案する理由に被災者アンケートの結果があります。なんと85%の方々が「長期化する停電と通信障害に困った」という回答データでした。
たとえ災害時とはいえ情報化社会である現代においては、インターネット等からの情報収集が行えなくなるというのは致命的な状態を招くということを示していると考えました。
そこで、IT企業の技術者ならではの発想が合わさり、クラブメンバーが所有する特殊車両のコラボレーションで大手通信会社が持つ「車載型基地局」と同じシステム構築が完成しました。IT企業の技術者らしい発想と機転がベースにあり、停電で電気が無ければ
「作ればいい!」、インフラが無くなったなら 「その場に構築すればいい!」、携帯電話の基地局が使えないなら 「通信衛星からの代替調達をすればいい!」というディザスタリカバリやBCPの思考だったり、職業上のスキルや経験が活かされた正に「プロボノ」の活動がここにあります。
地域住民のインターネット通信を確保するという重要通信の基盤形成があってこそ地域防災DX化が図れると考えており、その先駆けモデルとして寒川町と一緒に先端技術を駆使した防災活動が行えればと思っています。また、市販品で安価に構築する簡易的な設備紹介も可能です。お気軽にご相談ください。
※注意:屋外でのWiFi使用(2.4GHz帯/5GHz帯/6GHz帯)は電波法に抵触する恐れがありますので専門家にご相談ください。
みなさん災害への備えは大丈夫でしょうか?甚大な被害をもたらした 2011年3月の東日本大震災から13年が経ちます。
毎年のように忘れず思い出す出来事ではありますが、今年2024年1月1日には石川県の能登半島で震度7を観測する直下型の地震がありました。
「天災は忘れた頃にやって来る」と言われますが、まさにその通りだと思います。
能登半島地震の大きさは想像を絶するものと思われ、これが私たちの住んでいる町で起きたとしたら・・・ どうでしょう。 他人事ではありません。
災害時の備えとして最近言われている目安は、1人1ケースの飲み水(2リットル×6本)と、食料7日分が最低必要だとされています。
公助と言われる自治体などからの支援は発災後7日程度かかるとされていて、その間もっとも重要なのは自助・共助と言われています。
大きな災害時にはインフラが途絶えます
さむかわアマチュア無線クラブでは、町とアマチュア無線による災害時応援協定を締結しています。災害時は町からの要請に基づき広域避難場所10カ所と災害対策本部を結ぶ非常通信ネットワークを構築します。
災害時は情報収集が最重要になりますので、町の登録ボランティア団体として役にたてればと日々訓練を重ねていますが、まだまだメンバーが十分ではありません。災害時にはアマチュア無線技士の資格がなくても出来ることは色々ありますし、とにかく助け合いです!
町の安全・安心は自分たちで守りませんか?
ご賛同いただけるようでしたら、ぜひクラブへの入会をお願いします。
私も「さむかわアマチュア無線クラブ」に参加できました!
私のような一般メンバーも参加しています! 大きな災害の時は「情報の聞き取り(収集)」と「情報管理と伝達」が必須だということと、そのために「より多くのメンバーで情報を集める必要がある」ということを知り、「アマチュア無線技士の資格は持っていないけど私にも出来ることがある!」という思いで参加しています!
集めた情報を「人命に関わる情報」「手助けが必要な情報」「必要な物資の情報」など決められた分類に整理して、正確に預かり伝えることだと思います。
また、アマチュア無線に興味がある方に対して体験制度を活用しながら育成に努めていたり、防災訓練やキャンプ、BBQ、お花見、旅行など楽しく参加しています。みなさまのご参加をお待ちしています!
ボランティア登録団体の紹介のページリンク:寒川町HPへ
脇本 善行(7M2HLJ)
さむかわアマチュア無線クラブは寒川町在住のメンバーが中心となり構成された唯一の地元クラブです。アマチュア無線技士の資格所持者で構成され日常的にアマチュア無線を楽しんでいる仲間6名が集まり、2024年1月にクラブがスタートしました。
一方では、寒川町地域防災計画において災害時の情報収集及び情報伝達手段としてアマチュア無線の活用がございます。
さむかわアマチュア無線クラブは町と「アマチュア無線による災害時応援協定書」を締結し、寒川町の町民ボランティア団体としても登録されたクラブです。
設立したばかりの新しいクラブではありますが、変わりゆく時代の流れに柔軟に対応しながら地域貢献が行えればと考えています。
私はIT系の仕事に従事していて、システムコンサルティングやプロジェクトの管理、システム障害や災害時対策(BCP)における危機管理のコンサルティング等を行っています。
アマチュア無線歴は36年になりますが移動運用に拘り、突き進み過ぎた結果として「業務仕様の車両が一番理想で最適」という結果に辿り着き、テレビ局で使用していた放送中継車を3台乗り継いでいます・・・
現在所有している放送中継車には100V-15KVAの発電機が搭載されているため、屋外の移動運用でも電気が余るほどの余裕があり、冷暖房の空調設備も充実で自宅に居るより快適です。元々通信機器を大量に積んでいたことから、至る所に50オームの同軸ケーブルが通っているので手を加える必要がほとんどなく、油圧式の伸縮ポールも地上高13m/hまで伸びるのでアンテナを高い位置に置くことが出来ます。移動運用好きには夢が詰め込まれている車両です。もちろんクラブで開催するイベント活動や災害時にも活用出来るため希望に満ち溢れています。
佐藤 秀男(JF1VAB)
皆さんこんにちは、さむかわアマチュア無線クラブ副会長の佐藤秀男です。
当クラブの設立は災害時における情報伝達にアマチュア無線を用いる体制を構築することを主たる目的として結成されました。寒川町には総務省無線局等情報検索(WEB公開)のデータベースでは、凡そ100局超の免許人がおられるようです。
当クラブの設立当初は数名が集まり始まっておりますが、少しでも参加頂ける方が増えれば体制はより盤石なものになると思います。
私はアマチュア無線の世界に飛び込んで50年くらい経過しております。
途中何度も一時休止をしながらも続けてきました。コミュニケーションの手段がデジタル化した今日でもアマチュア無線は柔軟に適応し日々進化し続けています。
クラブ立ち上げの切っ掛けは、代表が数年間練りながら検討(途中新型コロナの影響で断念)していた災害時におけるアマチュア無線の活用でした。
町としても地域防災計画にアマチュア無線の活用を組み入れていたものの、地元クラブが無かったので災害時協定が結べていませんでしたが、代表からの声掛けもあり寒川町在住メンバーが立ち上がった形になります。
防災や災害時の対策検討をまずはしっかり取り組んでいますが、地元無線クラブとしての楽しいイベントをたくさん取り入れながらメンバー間のコミュニケーションも深まりつつあります!
今はみんな楽しみながら参加しています!
団体名 | さむかわアマチュア無線クラブ |
設立 | 2024年1月 |
代表者 | 脇本善行 |
副会長 | 佐藤秀男 |
理事 | 青木俊二、内田憲明、杉山直弘、野沢岳志 |
会員/准員の合計 | 会員8名、准員1名(合計9名)※令和6年8月1日現在 ※2025年度までに20名を目指し、2026年度までに30名を目標にしています |
寒川町との関わり | ■アマチュア無線による災害時応援協定 災害時応援協定等締結状況:76.アマチュア無線による災害時応援協定 【参考】令和6年6月記者発表ページ ■寒川町のボランティア登録団体 ボランティア登録団体の紹介:寒川町協働・住民活動ページリンク ■さむかわブランド 「高座」のこころ。 ブランドスローガン及びブランドマークを当クラブで使用します ※ホームページ及び交信証明、名刺における使用については 寒川町広報戦略課広報プロモーションによる承諾済み |
ロールコール | 毎月第2日曜日 21:00から ロールコールはメンバー間で点呼式のメリット交換を実施しています メンバー以外の参加については、メンバー間のロールコールが終了しましたらご参加ください |
オンエアーミーティング | ロールコール後に開催されます 主にクラブの活動報告や連絡事項についてのインフォメーションを行います |
定期ミーティング | 隔月開催(開催日はクラブのグループLINEで周知) |
免許人 | さむかわアマチュア無線クラブ |
無線局呼出符号 | JS1YPI |
電波形式、周波数及び空中線電力 | 1MA |
移動範囲 | 陸上、海上及び上空 |
免許交付年月日 | 令和6年2月21日 |
免許の有効期限 | 令和11年2月20日 |
活動報告/定期イベント
2024.01.23
6名が集まり設立、スタートしました
2024.02.21
社団の無線局免許が交付されました
2024.04.01
ブランドマークの使用許諾を受けました
2024.04.25
クラブメンバーが6名から8名に増員されました
2024.08.01
クラブメンバーが8名から9名に増員されました
杉山 直弘 (JI1QEO)
会員江戸の昔から先祖代々寒川町宮山住民、自身生まれも育ちもチャキチャキの寒川町民です。アマチュア無線を初めて37年、好きな無線で寒川に役に立ちたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。メッセージの